【2026年9月14日追記・リライト】
Hytaleの大型アップデート「Update 6」が2026年8月27日に正式配信され、本記事でもゲーム内MODブラウザやハードコアモードなどの主な変更を紹介してきました。
その後も不具合修正が続き、9月14日には安定版0.6.6が公開されています。Update 6配信直後に遊んだ人にとっては、当時の印象だけで判断するには少し古くなってきました。
そこで今回は、元の記事をベースに0.6.6までのホットフィックスを追記し、MOD利用者が気になる黒テクスチャ問題や、すでにテストが始まっているUpdate 7の修正状況も含めて全体をリライトしました。
まずは9月14日時点で何が改善されたのかを確認し、その後にUpdate 6公式パッチノートの主要機能を振り返ります。

9月14日の安定版0.6.6で何が変わった?
Update 6公開後は複数のホットフィックスが入り、9月14日に安定版0.6.6が配信されました。
0.6.5では、ワールドへ参加したりインスタンス間を移動したりするたびにメモリ使用量が増えていく問題を修正。0.6.6では、Intel内蔵グラフィックスを搭載したPCでランダムに発生していたクラッシュへ対策が入りました。
フレンドのワールドへ参加する際の挙動も改善されています。参加をキャンセルしたときの一時的なフリーズ、再接続時に自動ポート転送が働かない問題、ルーターが一つの接続へ応答しないと参加を諦めてしまう挙動などが修正されました。
Update 6初期にクラッシュや接続失敗を経験し、そのまま離れていた人は、0.6.6へ更新してもう一度試してみる価値があります。大型コンテンツの追加ではありませんが、実際の遊びやすさという点では重要な更新です。
最新の修正内容はUpdate 6ホットフィックス一覧で確認できます。
Update 6最大の変化はゲーム内MODブラウザ
Update 6では、メインメニューからMODを検索・インストール・管理できるMod Browserが追加されました。
注目MOD、人気MOD、最近更新されたMODを一覧で確認でき、カテゴリーや名前、説明文から検索できます。各MODのページには説明、スクリーンショット、ダウンロード数、対応ゲームバージョンが表示され、導入済みMODの更新や削除も「My Library」から行えます。
これまでは外部サイトや配布ページを探し、ファイルを手作業で管理する必要がありました。そこがゲーム内で完結するようになったのは、単なる便利機能以上の変化です。MODに興味はあっても導入方法が分からなかったプレイヤーが参加しやすくなり、作品が見つかる機会も増えます。
なお、公式はMod Browserで有料MODを扱わない方針を示しています。将来的には、MODを支援したプレイヤーへ公式制作の限定コスメを渡す仕組みを検討しているとのことです。

5種類のハードコアモードでマルチプレイが熱くなる
ハードコアモードもUpdate 6の大きな追加要素です。新しいワールドを作る際に、次の設定から選べます。
| 設定名 | 説明 |
|---|---|
| Permadeath | 1人1回の命。死亡すると復帰できない |
| Three Strikes | 各プレイヤーに3回の命がある |
| Nine Lives | 参加者全員で9回分の命を共有する |
| Soulbound | 誰か1人が死亡した時点で全員終了 |
| Off | ハードコアを使用しない |
特に面白いのがNine LivesとSoulboundです。Nine Livesでは一人のミスが仲間全員の残機を減らし、Soulboundでは誰かの死亡が即座にパーティー全滅へつながります。
通常のサバイバルより緊張感が増すだけでなく、配信や仲間内の企画にも向いています。強いプレイヤーだけが活躍するのではなく、慎重な探索や仲間同士の声かけまで重要になるのがHytaleらしいところです。
死亡後はスペクテイターモードへ切り替わり、生存中の仲間を追いかけたり、自由なカメラでワールドを観戦したりできます。観戦者は透明で当たり判定がなく、NPCからも無視されるため、生存者のプレイを邪魔しません。
ハードコア設定は既存ワールドへ後付けするのではなく、新規ワールド作成時の「Customize」から選ぶ必要があります。

フレンドとの接続が外部ソフトなしで簡単に
Update 6ではSTUNとTURNという通信技術が導入され、NAT環境が原因でフレンドのワールドへ接続できなかったケースの改善が図られました。
難しい仕組みを抜きにいえば、Tailscaleなどの外部ソフトを使わなくても、ゲーム側が接続経路を見つけやすくなったということです。Hytaleを友人と気軽に遊びたい人にとっては、派手な新要素よりこちらの方が重要かもしれません。
一方、ルーターが二重になっている「Double NAT」はUpdate 6時点で未対応です。公式はUpdate 7プレリリースに向けて解決策を探していると説明しています。
その後の0.6.4から0.6.6でも、自動ポート転送や再接続、複数端末を同じネットワークで使う場合の不具合が修正されました。
Update 6初期に接続できなかった人は、最新版へ更新してから再度試す価値があります。
建築とクリエイティブ機能も大幅強化

クリエイティブ派には、新しいColor Toolが追加されました。ブロックの色を置き換えるColoring、滑らかな色の変化を作るGradient、光源や面の角度に合わせて明暗を付けるShadingの3モードを利用できます。
よく使うブロックの組み合わせを保存できるBlock Palette Presetsも加わりました。さらにBuilder Toolsは最大1600万ブロックの選択に対応し、大規模なコピー、切り取り、貼り付け、保存も高速化されています。
回転したエンティティへ立ったり、動く足場に押されたりできるハードコリジョンも実装されました。現時点では主にプレイヤーとの衝突ですが、動く床、乗り物、回転する障害物など、MODやミニゲームの仕掛けは一気に作りやすくなります。
ジャイロ対応コントローラーでは、コントローラーを傾けて視点を動かすジャイロ操作も選べるようになりました。
MODを大量に入れると黒くなる問題はどうなった?
Update 6では、多数のMODを読み込んだ際にアイテムアイコンが黒くなる問題への緩和策が入りました。0.6.2では、エンティティ用のテクスチャアトラスが上限を超えたワールドへ参加するとクラッシュする問題も修正されています。
ただし、これは「完全解決」ではありませんでした。上限を超えたNPCなどがクラッシュの代わりにテクスチャなしで表示される場合があり、装備やクリーチャーが黒くなる、見た目が欠けるといった症状は残り得ます。
この問題に対して、9月17日公開のUpdate 7 Part 3プレリリースでは、テクスチャアトラスを複数ページへ分割し、ブロック用は最大16ページ、その他は最大4ページまで扱う変更が示されました。容量を超えた場合も、消えるのではなく欠落テクスチャを表示して警告を記録する仕組みになります。
現在Update 6安定版で黒化が起きている場合は、描画設定だけを疑うのではなく、導入MOD数や高解像度テクスチャを減らして確認するのが現実的です。Update 7プレリリースは改善を含みますが、テスト版なので、常用ワールドではバックアップを取ったうえで試した方が安全です。
Update 7のプレリリースもすでに進行中
安定版は0.6.6ですが、次のUpdate 7はすでにプレリリース段階です。試す場合はランチャーの「Settings」から「Pre-Release」を有効にできます。
9月17日のPart 3では、MOD大量導入時の誤ったテクスチャ、保存ワールドの容量、サーバー保存時のメモリ使用量などにも手が入っています。あくまでテスト版なので、普段遊んでいるワールドを使う場合は事前のバックアップをおすすめします。
Update 6は遊び方より「遊びを広げる土台」を変えた
Update 6には新しい大型ストーリーやバイオーム追加こそありません。しかし、MODをゲーム内で探せるようになり、ハードコア企画が作りやすくなり、フレンド接続とクリエイティブ機能も改善されました。
個人的には、今回の主役はハードコアよりMod Browserだと感じます。Hytaleの強みは、公式が用意した世界だけでなく、プレイヤーが新しい遊びを作れることです。その入口がゲーム内へ入った意味は大きいでしょう。
その反面、MODを増やした際のテクスチャ上限など、拡張性を前提とするゲームならではの課題も見えてきました。Update 7で修正が進んでいる点を含め、Update 6は完成形というより、Hytaleが本格的なクリエイタープラットフォームへ進むための重要な土台と見るのがよさそうです。


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